1988年3月12日に公開された『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(監督:富野由悠季)は、アムロ・レイとシャア・アズナブルの宿命の決着を描いた、宇宙世紀ガンダムシリーズの歴史的傑作です。
興行収益とデータの凄さ
日本国内の興行収入: 約11.3億円(配給収入:約6.2億円)
特記事項: 1980年代後半のアニメ映画市場において、テレビシリーズの総集編ではない「完全新作オリジナルストーリーの劇場版アニメ」としては、非常に堅実かつ大健闘のヒットを記録しました。
「33年間破られなかった」ガンダム映画の金字塔
- すごさ: 本作が記録した興行収入11.3億円という壁は非常に厚く、のちに続く宇宙世紀を舞台にしたガンダムの劇場版作品(『F91』や『Ζガンダム』の劇場版3部作など)でも、なかなか超えられない大きな指標となりました。
- 記録の更新: この記録を完全に打ち破ったのは、実に33年後となる2021年公開の『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(興行収入22.3億円超)まで待つことになります。それほどまでに、当時の『逆シャア』が残した数字は偉大でした。
見どころとこだわりポイント
テレビアニメの貯金に頼らない「完全新作」としての価値
- 背景: 1981年〜1982年に公開された劇場版『機動戦士ガンダム』の3部作は、社会現象となったTV版の総集編であり、それぞれ10億円〜23億円規模のヒットを飛ばしました。
- すごさ: 一方で『逆襲のシャア』は、TVシリーズの再編集や総集編ではなく、1980年代を駆け抜けた『Z』『ZZ』の歴史を背負った完全新作オリジナル映画です。当時のアニメオリジナル映画としては異例の10億円超えを達成し、「新作映画でもガンダムは客を呼べる」ことを証明しました。
メカニックと映像クオリティの物量
- デジタル前夜のセルワーク: モビルスーツのデザイン(νガンダム、サザビーなど)、ビーム・ライフルやファンネルの飛び交う戦闘シーン、アクシズの落下を巡る緊迫した人間ドラマなど、当時の最高峰のアニメーション技術が注ぎ込まれています。
- すごさ: 出渕裕氏によるメカデザインや、細部まで描き込まれた緻密な美術・作画のクオリティは、30年以上経過した現在でも色あせず、のちのSF・ロボットアニメに計り知れない影響を与え続けました。
名シーン・名セリフ
「ララィン、俺に力を貸してくれ…!」
— アムロ・レイ(νガンダム)
予告編
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』ダイジェスト映像
配信情報
- U-NEXT:見放題配信あり(初回31日間無料トライアル利用可能)
- DMM TV:見放題配信あり(初回14日間無料トライアル利用可能)
- Amazonプライム・ビデオ:見放題またはレンタル配信(プライム会員特典など)
- Netflix:見放題配信あり
- Hulu:見放題配信あり
- dアニメストア:見放題配信あり
多くの主要な動画配信サービスで見放題またはレンタルで視聴が可能です。無料トライアル期間が用意されているサービスを利用すれば、お得に一気見することもできます。
※配信状況は時期やプラットフォームの契約によって変動する場合があるため、実際に視聴される際は各公式サイトにて最新情報をご確認ください。
メディア情報
圧倒的な映像美で蘇る「4KリマスターBOX」
高画質・高音質で『逆シャア』の迫力を自宅で余すことなく味わいたいなら、現時点で最高峰となる「4K ULTRA HD Blu-ray & Blu-ray」の2枚組ボックスが決定版です。
- 商品名: 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 4KリマスターBOX』(特装限定版)
- 仕様とここがすごい:
- 4K HDR映像: 35mmマスターフィルムからの4KスキャンとHDR化により、アクシズの重厚な質感やファンネルの閃光、劇中の暗部表現が劇的に美しく進化。
- 4.1ch アドサラウンド音声: 当時のドルビーサラウンド音声をベースに成分を再配置し、低音成分や臨場感を強化した迫力のサウンドを収録。
- 豪華特典: 絵コンテやラフスケッチ、富野由悠季監督らメインスタッフのインタビューを網羅した、100ページに及ぶ「ドキュメントコレクション」が封入されています。


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