数字で見る1980年代邦画の怪物たち『南極物語』(1983年公開)

80年代

興行収入とデータの凄さ

配給収入:59億円

  • 1983年の邦画興行収入において圧倒的な第1位を記録しました。

観客動員数:約1200万人

  • 当時の日本国民の約10人に1人が観た計算になる驚異的な数字です。

興行収入(推定):約110億円

  • この記録は、1997年に『もののけ姫』が公開されるまで、長きにわたり日本映画の歴代興行収入1位の座に君臨し続けました。

見どころとこだわりポイント

南極と北極をまたぎ、3年もの歳月をかけて撮影が行われました。
映画の影響で日本中に「タロ・ジロ」ブームが巻き起こりました。文部省(当時)も異例の「特選」映画として評価し、単なる娯楽映画を超えた社会現象となりました。

有名なシーン

「どうして見捨てたのですか……
なぜ犬たちを連れて帰ってくれなかったのですか」

— 映画『南極物語』公開当時のキャッチコピーより

洋画版『南極物語』(2006年・米映画『Eight Below』)について

主演:ポール・ウォーカー 『ワイルド・スピード』シリーズなどで知られる故ポール・ウォーカーが主演(南極基地のガイド・ジェリー役)を務めました。

  • 日本版との違い
    • エンターテインメント性とハッピーエンドの強化: 日本版が持つ「悲壮感や重厚なドラマ」に対し、洋画版はディズニーらしい冒険活劇・ファミリー映画としての側面が強く、犬たちと人間の絆やサバイバル、希望に満ちたドラマとして明るく描かれています。
    • 犬種の違い: 日本版の樺太犬に対し、洋画版ではアラスカン・マラミュートやシベリアン・ハスキーなどが起用され、賢くスタイリッシュな犬たちの奮闘が描かれています。

予告編

公式の予告編は、現在、公開されておりません。

配信情報

見放題配信: U-NEXT などで配信されており、初回のお試し期間(31日間など)を利用して視聴することができます。

レンタル配信: Amazonプライム・ビデオ や DMM TV などで都度課金(レンタル)による視聴が可能です。

DVD/Blu-ray情報

Blu-ray版: 劇場公開30周年を記念して、2013年7月26日にポニーキャニオンから初のBlu-rayが発売されました。高画質・高音質で、あの過酷なロケ映像やヴァンゲリスの音楽を自宅でじっくり楽しむことができます。

DVD版: 過去に何度か発売・レンタルされており、ECサイトや中古市場、あるいは宅配レンタル(TSUTAYA DISCASなど)で広く流通しています。

洋画版(ポール・ウォーカー主演『エイト・ビルロウ』 / 原題:Eight Below): ディズニーによるハリウッドリメイク版も、DVDやBlu-rayがウォルト・ディズニー・ジャパンから発売されています。

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