テレビの「洋画劇場」と、二本立ての映画館で育ちました
子供の頃、「金曜ロードショー」や「日曜洋画劇場」を観るのが好きでした。放送される映画を楽しみに新聞のテレビ欄を眺め、始まる時間が近づくとテレビの前に座る。今のようにサブスクがなかったからこそ、一本の映画が始まるまでの時間も楽しみでした。
映画館にもよく足を運びました。当時は二本立てや入れ替えなしの上映もあり、一度入れば、異なる二つの世界を続けて味わえました。
特に好きだったのは洋画とアクション映画です。
アーノルド・シュワルツェネッガー。
シルベスター・スタローン。
ジャッキー・チェン。
ブルース・ウィリス。
キアヌ・リーブス。
彼らが画面に登場するだけで、「何かが始まる」とワクワクしたものです。
もちろん、コメディもサスペンスも好きです。振り返ると、自分が映画に求めていたのは、ジャンル
よりも、様々な世界へ連れ出してくれる時間だったのかもしれません。
映画の記憶を、自分の言葉で残していく
このブログでは、1980年代以降の作品を中心に、観た当時の記憶や、何年もたってから見返して感じたことを書いていきます。専門家による評論ではありません。映画に影響されて髪形や生活まで変えてしまった、そんな自分自身の思い出も含めたレビューです。
誰もが知る名作から、忘れられかけた作品まで。次に観る一本を探している方にも、昔観た映画を思い出したい方にも、珈琲を飲みながら気軽に立ち寄ってもらえれば嬉しいです。
専門家による評論ではありません。作品を観た当時の記憶や、何年もたってから見返して気づいたことも交えながら、一本ずつ自分の言葉で振り返っていきたいと思います。
まずは自己紹介を兼ねて、今でも見返したくなるお気に入りの5本を挙げてみます。
今でも見返す、お気に入りの5本
ターミネーター2(1991年)
前作では恐ろしい敵だったT-800が、今度は少年を守るために現れる。その逆転に驚き、液体金属のT-1000には「どうやって勝つんだ」とハラハラしました。派手な映像だけでなく、少年とT-800の間に生まれる絆が、今も心に残る一本です。
予告編
映画 ターミネーター2 予告編
『ターミネーター2 3D』予告編 ロングバージョン
ダイ・ハード(1988年)
『ダイ・ハード』は、ブルース・ウィリスの名を世界に知らしめた作品であり、アクション映画の
代表作の一つです。
主人公のジョン・マクレーンは、最初から余裕たっぷりのスーパーヒーローではありません。
別居中の妻との関係に悩み、事件に巻き込まれ、靴を履く間もなく逃げ回る。身体は傷だらけになり、足にはガラスの破片が突き刺さる。それでも悪態をつき、弱音を吐きながら立ち上がります。
無敵ではないからこそ、ハラハラして、応援したくなる。
「どうして俺が、こんな目に遭うんだ」とでも言いたげな姿で戦い続けるところに、ジョン・マクレーンという人物の格好よさがあります。
舞台は、クリスマスイブの高層ビル。限られた空間のなかで、武装した犯人グループと、たった一人の刑事による攻防が繰り広げられます。
派手な銃撃戦だけでなく、互いの動きを探り合う頭脳戦も見どころです。閉ざされた高層ビルという設定を、最後まで無駄なく使い切った脚本も見事だと思います。
強いから生き残るのではなく、何度倒されても諦めないから生き残る。
私にとって『ダイ・ハード』は、そんな主人公の原型を作った映画です。
Ho-Ho-Ho.”
予告編
ダイハード|予告編|
プロジェクトA(1983年)
ジャッキー・チェンの映画で、最もワクワクする作品を一本選ぶなら、自分は『プロジェクトA』を
挙げます。
ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウ。三人の「ゴールデン・トリオ」が揃っているだけで、期待するなという方が難しい。
物語は、20世紀初頭の香港を舞台にした海賊退治。筋立ては分かりやすいのですが、その中に格闘、笑い、友情、危険なスタントが次々と詰め込まれています。
まさに、最初から最後までサービス精神の塊のような映画です。
なかでも忘れられないのが、時計台からの落下場面です。
時計の針にぶら下がったジャッキーが、はるか下の地面へ落ちていく。何度観ても、「え!絶対に痛い」「もう、そこまでやらなくてもいいだろう」と声が出そうになります。
ところが、そこまでやってしまうのがジャッキー・チェンなのでしょう。
身体を張った危険な場面で驚かせ、その直後には笑わせる。その振れ幅が、ジャッキー映画ならではの魅力です。
観終わったあと、難しい理屈を考えるより先に「すごかった」と言える。これほど潔く、観客を楽しませることに徹した映画は、今ではなかなか作れないのかもしれません。
「危ない!」「痛そう!」「そこまでやるのか!」
予告編
プロジェクトA 日本公開版予告編 復刻
ゴーストバスターズ(1984年)
1980年代を代表するSFコメディといえば、『ゴーストバスターズ』です。
幽霊を研究していた科学者たちが、自分たちで幽霊退治の会社を始める。この設定からして、
おかしい(笑)
もし、設定が日本だったら怖くて笑えないかもしれません((笑)
世界の危機が迫っているのに、登場人物たちはどこか軽く、ビル・マーレイをはじめとするメンバーの掛け合いにも独特の緩さがあります。大事件を描きながら、深刻になりすぎない。その絶妙な温度が心地よい作品です。
お馴染みのテーマ曲が流れた瞬間から、気持ちは一気に映画の世界へ引き込まれます。
そして、何といっても忘れられないのが、終盤に現れる巨大なマシュマロマンです。
恐ろしい存在が現れるはずなのに、街へ歩いてくるのは、愛嬌のある巨大なマシュマロのキャラクター。初めて観たときの衝撃は、今でも忘れられません。
怖がればよいのか、笑えばよいのか分からず、結局、笑いが止まらなくなりました。
格好よさと馬鹿馬鹿しさ、怪奇現象とビジネス、世界の危機と軽妙な笑い。
相反するものを全部まとめて、一つの娯楽映画にしてしまった。『ゴーストバスターズ』は、何度観ても色褪せない最高のお祭り映画です。
スピード(1994年)
キアヌ・リーブスに憧れ、映画を観たあとに丸刈りにして筋トレまで始めた一本です。映画の思い出は、**「映画『スピード』――映画に影響されて、丸刈りにして筋トレを始めた」**に詳しく書きました。
予告編
『スピード 4K UHD』予告編
今回挙げた4本には、派手なアクションや特殊効果だけでなく、笑い、緊張感、友情、そして人間臭い主人公たちの姿があります。
公開から長い年月が過ぎても、ときどき見返したくなる。それは映画の面白さだけでなく、初めて観た頃の自分の記憶まで、一緒によみがえってくるからなのかもしれません。
このブログでは、誰もが知る名作から、忘れられかけた作品まで、映画とともに残っている記憶を紹介していきます。
次に観る一本を探している方にも、昔観た映画を思い出したい方にも、珈琲を飲みながら気軽に立ち寄ってもらえれば嬉しいです。


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